2014年3月11日火曜日

三年目を迎えて

先日、クリエイトフラッグの勉強会でトムビンセントさんのお話を聞く機会がありました。
地域おこしを多く手がけてきたらしく、その視点は鋭く寛容でもありました。「何か作り出すとき他の誰もができたとしても、それは自分にしかできないと強い意思を持つ事が大切」と。
「そこにいて何ができるか」石垣島に長くいると客観的な見方ができなくなる、どうしても外部から来た人の感性に頼ってしまう、そこをクリアしたいなどのお話もありました。
 入ってくる情報、受け止める人の感性、多くの犠牲者が出たあの日から忘れ行く感性と作り出す感性を見てきました。
僕は忘れることの危うさを感じてこの日を今年も迎えています。
 消防署では1年の火災の被害を金額的評価で表したりします。焼失面積は大きかったが被害額は小さかったなどです。。
被害はそれにとどまらず思い出の物をすべて奪い去り心の傷と喪失感を当事者は抱えている事になります。
 災害は何倍ものそれらを作り出す、想像すれば、その痛みを少しでも共感できるこの日であってほしいです。
ここに住んでここでやるべきことがあるなら、将来に結びつくことを信じて続けていきたいものです。

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