2011年9月1日木曜日

防災の日 (ハザードマップの今後)

今日、9月1日は防災の日です。
阪神大震災以降、防災の日のもつ意味や尊い人命への感謝、自然の力に対する無力感などさまざまなことを考える日になっていました。
 当時も災害の様子はヘリコプターからの中継でみることができ、映画のシーンなのか現実のできごとなのか食い入るように見ていました。
 映像は少なからず衝撃をもって多くの人が震災を疑似体験したことと思います。でも、疑似体験は時間とともに記憶から薄れ、災害や防災に対する知識も日常からいつのまにか影を潜めていきます。
 そして、3月11日。東日本大震災
映像はまたしても衝撃とともに津波と地震の脅威を映し出し、避難する車や破壊される建物の向こうに、無事に避難しただろうかと不安になりながら見つめていました。実際には想像を超える人命が失われていました、心からご冥福をお祈りしたいと思います。
 このことはもう一度、災害が私たちにもたらしたことを考え、災害に対する知識やいかに速く避難するかなど考える機械を得たと思います。
 
友人のT氏からからハザードマップ作成の相談を受けたときに情報の重要性についてあらためて知ることになり、石垣島の防災に少しでも役立てればと考えています。
 ハザードマップの情報は石垣島の地形や標高と、5階建て以上の建物のマッピングが優先されると考えています。津波からの逃げ遅れに対する情報として大切だと思うからです。

実際に役に立つ情報とはなにか? 
 たくさんの方が被災地へのボランティアで行かれています。そこから知り得た情報も真摯に受け止め行動の原動力になればと思います。被災者の気持ちなど深く伝わるからです。
 
最終的にはいかに逃げ、いかに助かるかは個人の問題、責任? なのか。災害から人命を守る為の環境をつくりあげるのは個人でできるのか?

みんなで作る八重山ハザードマップはその役割を果たせるものの一つだと考えます、是非、みんなで考えていきましょう。

※明日は沖縄県防災訓練が石垣市で行われます。
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿